
1998年長野オリンピック・パラリンピック冬季競技大会のレガシーを継承した「長野灯明まつり」が、今年も盛大に開催されますことに対し、心からお喜び申し上げます。
長野灯明まつりは、善光寺を照らす五色の光や、善光寺周辺に並ぶゆめ灯り絵などにより、長野から世界へ、平和への願いを発信する本市の冬を代表するまつりです。
今回のテーマは「長野から世界へ~平和の灯りを届けよう~」です。長野冬季五輪からつないできた平和への想いが、このまつりを通じて世界各地へ、そして未来へ届くことを心から願っております。
また、まつりの期間中は、「夜空に浮かぶLEDランタン」をはじめ、「仲見世ぶらり歩き」や「宿坊ゆめ茶会」など、長野の冬の夜を彩る幻想的なイベントが数多く開催されますので、ぜひ多くのお客様にお楽しみいただきたいと思います。
結びに、「長野灯明まつり」の開催に当たり、御尽力されました皆様に心から敬意を表しますとともに、まつりの成功を祈念申し上げ、御挨拶といたします。
長野灯明まつりは、長野冬季五輪の開催を記念して2004年から始まり、今回で二十二回目の開催となります。五輪の平和を願う精神を後世に遺していくため、長野から世界に向けた平和の灯りを発信していく冬の祭りです。長野の象徴ともいえる善光寺をライトアップする「ゆめ常夜灯」を中心に、一般市民から広くご応募いただき、約850基あまりの切り絵を並べて灯す「ゆめ灯り絵展」などにより日本を代表する冬の祭典になることを目指しています。
城山公園や善光寺山門南の駒返り橋前に灯り絵を展示し、善光寺表参道イルミネーション実行委員会のご協力により表参道の並木にはイルミネーションを点灯するなど、城山公園から善光寺、長野駅前を華やかに彩ります。また、毎回人気の「夜空に浮かぶLEDランタン」についても、今回は2月8日(土)、9日(日)の2日間に亘り実施する他、盛り沢山のイベント内容となっています。
世界では紛争地域が拡大するなど不安定な情勢が続いています。今回の「長野から世界へ~平和の灯りを届けよう~」というテーマの下、ご来場の皆様には、長野灯明まつりの「灯り」を通じて、平和な世界と平穏な日常を願い、「灯」を灯していただけると幸いです。
結びとなりますが、第二十二回長野灯明まつりの大成功に向け、実行委員の皆様はじめ、多くの方々の格別なるご支援とご協力をお願いいたしまして私の挨拶とさせていただきます。
長野灯明まつりは1998年長野冬季オリンピック・パラリンピックの世界平和への願いを継承し、NAGANOから世界へ向けて平和への静かな「灯り」を発信しているまつりです。2004年の創始から開催を重ねるごとにその平和への願いが市民の皆様に伝わり、今では長野の冬の風物詩として定着し誰からも愛されるまつりとなりました。本年で二十二回目を迎える長野灯明まつりは「長野から世界へ~平和への灯りを届けよう~」をスローガンに、昨年より1日長い5日間の日程で開催いたします。終わりの見えない戦争や紛争がニュースを騒がし心を痛める時代ではありますが、このまつりを通じてオリンピック・パラリンピック開催地であるNAGANOから平和への願いが世界に届くことを祈念いたしております。ぜひともご家族、ご友人と長野灯明まつりを楽しんでいただけたらと思います。
長野青年会議所は創始からまつりの立ち上げや事務局運営を担い、所属する全会員がまつりの運営に携わっております。第二十二回長野灯明まつりの大成功に向け、引き続き皆様のご支援とご協力をお願い致しまして、私の挨拶とさせていただきます。