ご挨拶

第二十一回長野灯明まつり実行委員会
顧問/長野市長

荻原 健司

 1998年長野オリンピック・パラリンピック冬季競技大会のレガシーを継承した「長野灯明まつり」が、盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
 長野灯明まつりは、善光寺を照らす五色の光や、善光寺周辺に並ぶゆめ灯り絵等により、長野から世界へ、平和への願いを発信する本市の冬を代表するまつりです。
 今回のテーマは「灯りが紡ぐ~平和への願い~」です。世界では戦禍が絶えず、また、国内においても、令和6年能登半島地震をはじめとする自然災害等で困難に直面されている方が多くいらっしゃいます。この長野の地から発信する平和への願いが、世界各地へ、そして未来へ届くことを心から願っております。
 また、本年は、善光寺表参道イルミネーションと一体となった開催です。開催方法を柔軟に変えながら、持続可能なまつりとして新たな形でスタートを切られ、更なる発展につながることを期待しております。
 結びに、「長野灯明まつり」の開催に当たり、御尽力されました皆様に心から敬意を表しますとともに、まつりの成功を祈念申し上げ、御挨拶といたします。

第二十一回長野灯明まつり実行委員会
実行委員長/長野商工会議所 会頭

水野 雅義

 長野灯明まつりは、長野冬季五輪の開催を記念して2004年から始まり、今回で二十一回目の開催となります。五輪の平和を願う精神を後世に遺していくため、長野から世界に向けた平和の灯りを発信していく冬の祭りです。長野の象徴ともいえる善光寺をライトアップする「ゆめ常夜灯」を中心に、一般市民から広くご応募をいただき、約900基あまりの切り絵を並べて灯す「ゆめ灯り絵展」などにより日本を代表する冬の祭典になることを目指しています。
 一般市民からご応募いただく切り絵を灯す「灯り絵」約750基を、昨年に引き続き県立美術館前の城山公園内に設置し、コンテスト作品約150基を善光寺山門南の駒返り橋前に設置するなど、城山公園から善光寺一帯を中心に開催いたします。また、前回の人気イベントでありました「スカイランタン」についても、引続き実施いたします。
 国内では新年早々に起きた地震災害や物価高、世界では各地での紛争など、不安定な情勢が続いています。今回の「灯りが紡ぐ~平和への願い~」というテーマの下、ご来場の皆様には、長野灯明まつりの「灯り」を通じて、平和な社会と平穏な日常を願い、「灯」を灯していただけると幸いです。
 結びとなりますが、第二十一回長野灯明まつりの大成功に向け、実行委員の皆様はじめ、多くの方々の格別なるご支援とご協力をお願いいたしまして私の挨拶とさせていただきます。

第二十一回長野灯明まつり実行委員会
副実行委員長/長野青年会議所 理事長

有吉 隆

 長野灯明まつりはオリンピック憲章であるオリンピズムの世界平和への願いを、長野冬季五輪を開催し、今もなお様々なレガシーが根付くこのNAGANOから、弛まぬ平和への想いを世界中に向け発信している祭りです。私たち長野青年会議所は創始からまつりの立ち上げや事務局運営を担い、所属する全メンバーがまつりの運営に携わっております。
 本年は第二十一回目を迎え、二十年間、世界へ向けて平和のメッセージを発信してきた長野灯明まつりの「灯り」を絶やすことなく、ご参加いただく一人ひとりの想いを「灯り」に込め、次世代へと繋いでまいります。また、令和6年能登半島地震の被災地に心を寄せ1日も早い復興を願うとともに世界平和への祈りを込め「灯りが紡ぐ~平和への願い~」のテーマの下、市民で創り上げるまつりを目指し、様々な皆様と一体となってこのお祭りを開催させていただきます。
新たな試みも多数実施させていただきますので、ご家族皆様で長野灯明まつりをお楽しみください。
 結びとなりますが、まつりの運営にご協力頂きましたすべての皆様に感謝するとともに、引き続きのご支援とご協力をお願い致しまして、ご挨拶とさせていただきます。